堺セラピスト連盟

当連盟は資格・所属先を問わず、魅力ある施術を研鑚する施術家たちのネットワークです。
肩こり猛者

肩こりで施術を受けられる方は、なぜが「肩こり自慢」が多い。

これが「抜け毛でお悩み」だったら、

「そんなたいした問題ではないんだけどね」って謙遜しがちなイメージがありますが、

こと肩こりに関しては、「百戦錬磨の猛者か?」という表現をされがち。

 

そもそも私がはじめて勤務したクリニックのリハビリで、

「あたしゃ、お兄ちゃんが生まれる前からのスジガネ入りやで!」と、

誇らしげに「並みの施術では効果がない」と宣告されたあの日から、

幾多の肩こりを診てまいりましたが、

「すごいやろ?」

「・・・すごいですね」

という会話を繰り返してきました。

 

「安物の施術のせいで、すっかりカラダがバカにされていますね」とは言えません。

 

ラオウの剛の拳に、剛の拳で立ち向かったトキ兄さんのように、

「ガンコな肩こり」には「さらに上行く強刺激」を求めることが当たり前に思われているようです。

 

でも上記の会話に介在していない要素、

「どこが、どのように、こるか?」という状況の把握が双方には必要だと思うんです。

 

たとえば棘上筋のコリだったら、パソコンをよく使っている方だとか、

僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋・・・。

それぞれ筋肉のはじまっているところから終わりまで、

筋肉の繊維の流れに沿って、丹念に血行を改善していく「指針」がなければ、

単に筋繊維に強刺激を与えることでいたずらに繊維を膨張させ、

結果としてさらなる血行不良を起こす繰り返し、

刺激に対する閾値だけが猛烈にあがって、

ビクともしないタフなコリを作り上げてしまうだけです。

 

またコリの「つらいな」という感覚は、

まずは基本、脳に潜在する「つらかった」というトラウマのよう記憶によるもので、

その記憶がリミッターをかけるように患部の筋緊張を増幅させてしまう。

つまりコリを忘れている間は、何ともないのです。

たとえば食事中とか、趣味に没頭しているときとか。

 

このメカニズムをしっかりと把握しないと、

肩こりの効果的な施術は無理です。

もし本気で肩こりを改善したいなら、

必要最低限として、そういう説明ができるセラピストを探すべきです。

 

こっているから、お望みどおり、さらに強刺激で応えるぜ!では、

何の解決にもならないのです。

「道場破り」ではないんだから。 

 

 

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